【就活コラム】志望動機って、どう書いたら伝わるの?
2020.3.14就活コラム
新型コロナウィルス問題で、大規模な合同企業説明会は軒並み中止。
また、個別の企業説明会も中止か、少人数での開催になっています。
この流れがどこまで続くのか全く見通せない中、多くの就活生からは
「どうしたら良いの?」
という声も聞かれるようになりました。
でも、確実なことが一つだけあります。
それは、来年の今頃、就活生の皆さんは卒業するということです。
卒業後の進路が未定なまま来年の卒業を迎えて、
「だってコロナで就活が出来なかったから…」
と言っても、困るのは自分ですよね。
コロナウィルスがあってもなくても、就活でやるべきことは変わりません。
ぜひしっかりと準備しましょう!
ということで、今回は志望動機の書き方を具体的にお伝えします♪
志望動機の書き方を、書く順番と内容に分けて考えましょう。
まず、順番は以下の通りに答えるのが鉄則です。
1.結論
2.説明
3.締め
以前、就活のマナーについて答えた時にも言ったように、企業側はあなたが「ビジネス界で通用するか?」を見ているので、ESでは(履歴書でも面接でも)、ビジネス的な答え方が出来るかどうかを見ています。
ビジネスにおいては、何か聞かれたらこの順番で答えるのが鉄則なので、まずは結論から。
これは、就活でも、就職した後も心がけて下さい。
次に内容ですが、これは以下のようにしましょう。
1.結論
「御社の○○に強く共感し、志望させて頂きました。」
まず、聞かれたことに対する結論を、簡潔に、分かりやすく伝えましょう。
「○○」には、経営理念や方針、将来のビジョン、経営者の想いなどから選びましょう。
書き方は上記のままでOKです。
また、当然ですがここは企業研究をしていなければ書けません。エントリー前に、しっかり企業研究をしておきましょう。
2.説明
「私は学生時代、こんな経験をしました。そこでこんなことを学びました。」
答える上で最も大事なのが、この説明部分です。
なので、1よりも3よりも、この部分をよく考えて仕上げましょう。
ここでは、なぜ共感したのか?という理由を、
「学生時代のこの経験があるからこそ、御社の○○に共感した」
という形で説明します。
ここで書く経験と、1で書いた「共感した」ということが繋がれば、企業も納得します。
逆に、経験と共感が繋がらない、つまり、
「その経験をしたからと言って、ウチの〇〇に共感するかなぁ?」
と疑問を持たれたら、評価は低いと思って下さい。
なお、ここで良い経験が書けるかどうかは、どれくらい自己分析をしているかにかかっています。
エントリー前に、しっかり自己分析をしておきましょう。
3.締め
「入社したらその経験を活かし、こんな風に頑張って、御社に貢献したいと思います」
ここでは、入社した後に対する意欲を伝えるのですが、「貢献」は必ず入れましょう。
学生はとかく
「この会社に入ったら給与はいくら?休みは何日?福利厚生は?」
などなど、社員としての権利を気にしがちですが、企業側が気にしているのは
「あなたを採用したら、どれくらいの戦力になってくれるの?」
の一点のみ。
具体的に書く必要はありませんので、学生時代と同じように就職しても頑張るという意欲と、会社のために頑張るという意欲をアピールしましょう。
ただ、書くボリュームとしては、1と同じくらいシンプルかつ短くて構いません。
重要なのは2ですからね。
以上とてもカンタンに答えましたが、1、2、3に共通しているのは、あなたが学生時代に経験した「一つの出来事」です。
その出来事があったからその会社に行きたいと思った、その出来事から学んだことを活かして会社に貢献する、ということを伝えることを目指しましょう。
また、ES書く時は文字数を守り、履歴書を書く時は読みやすい字の大きさを心がけましょう。
これもビジネス上のマナーです。
なお、この答え方は志望動機だけでなく、長所や短所、自己PRなど、全ての質問に対して同じです。
(3の「締め」だけやや異なりますがそれはまた別の機会に)
また、ESや履歴書だけでなく、面接で答える時も全く同じように答えて下さい。
面接時にどれくらいの長さで話すのか?ですが、話す時間は約1分、長くても2分に収めて下さい。
やってみると、1分というのはとても短く感じるでしょう。
特に学生は、「アレも言いたい、コレも言わなきゃ」と思い、受け答えが長くなる人がほとんどです。
どんなに良い話でも、長々と話せば評価は低くなります。
なぜなら、ビジネス界では簡潔に意見を述べる事が重視されるからです。
そのため、あなたが長く話していると、面接官は途中から興味を持たなくなります。
話の内容ではなく、「話が長いな」という評価しかしてくれません。
逆に、短くまとめようとすると、本当に必要な言葉、伝えたい言葉だけが残ります。
だから、伝わるんです。
ですから、勇気を持って話は短くしましょう。
ちなみに、ESで指定される文字数で最も多いのが400文字ですが、これを口に出して読むとだいたい1〜2分で話せるはずです。
ですから、ESでしっかりと内容が固められれば、それをそのまま口に出して読めばOK、ということですね。
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