在宅介護ドラマ「俺の家の話」ご覧になっていますか？

在宅介護をテーマにしたTBSドラマ「俺の家の話」、皆さんご覧になっていますか？

ここまで全7話が終わりましたが、とても良いドラマという評判で、視聴率も平均10%を超えているそうですね。

豪華キャストに加えて、脚本があの宮藤官九郎さん担当ということもあって、面白いドラマになるのも良くわかります。

実際、笑いあり、涙あり、ドキドキやワクワクもあって、とっても楽しんでいます♪

ただ、LACのスタッフの中には「思ったより介護やヘルパーについて触れていない」という感想を持つ人もいました。

確かに、主人公の父親が要介護者だからこその描写がふんだんに出てきますが、決してそれが主テーマになっていません。

ビューティフルライフゴッコをする1シーン♪

でも、介護を仕事にする私たちにとっては、仕事のほとんど、日常のほとんどが介護ですが、介護を受ける利用者にとってはそうではありません。

日々の暮らしの中には、家族との問題があり、仕事の問題があります。

過去の思い出や人間関係があり、人生をどう生きてきたか？どう生きて行くか？がありますよね。

また、介護をする側の家族にも、それぞれの日々があり、人生があります。

実際このドラマでも、主人公は自身の離婚問題に向き合っていますし、その他の家族にもそれぞれの事情があって、それぞれのドラマがあります。

弁護士を交えた離婚協議のシーン

それぞれの日常の中で、「介護」は避けられないものであっても、「主役」ではないのかも知れません。

でも、私たちはそれで良いと思っています。

利用者とそのご家族が日常生活を送るために、少しでも手助け（ヘルプ）をすること。

それが介護事業であり、ヘルパーです。

これからも、その仕事に誇りを持って頑張りたいと思います！