ヘルパーはワクチン優先接種の対象外?

2020.12.27福祉コラム

12月25日に、厚生労働省から、新型コロナウィルスワクチンの摂取計画が発表されました。

 

ワクチン優先接種、対象の基礎疾患14種は自己申告に…厚労省部会で了承(読売新聞より)

 

数に限りがあるため、誰から優先的に摂取するのか?を議論したもので、まだ厚生労働省の部会での議論の段階なので決定事項ではありませんが、実際の摂取はこの計画に沿って行われる事になると思われます。

 

では、その優先順位はどうなったのか、簡単に表にまとめてみました。

まず医療従事者に先行接種を行い、その次に、医療従事者全体に接種する事で、医療崩壊を防ごうという方針ですね。

また、重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患のある方も優先対象になっています。

 

私たちが気になるのは、やっぱり「高齢者施設の職員」でしょうか。

以前から、この「高齢者施設の職員」に、居宅介護従事者が含まれるのではないかと言われていたのですが、残念ながら今回は対象外となりました。

 

高齢者施設と比べ、居宅介護は「密」になりにくい事から、集団感染のリスクが低いと判断されたのが大きな理由のようです。

 

つまり、私たちLACの職員は、優先接種の対象外という事ですね。

 

ただ、上述の通りこれはまだ決定ではありませんし、このリストに居宅介護の職員を加える事はそれほど大きな計画変更ではないので、今後は追加される可能性もあります。

 

また、自治体の判断で対象となる可能性も指摘されていますので、どうなるかわかりません。

 

ワクチンをぜひ接種したい、と思っている職員がどれだけいるか分かりませんが、やはり利用者様の安心安全を優先するのであれば、接種しておきたいところです。

 

今後の議論を見守りたいと思います。

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